|
ポケットは犯罪のために 武蔵野クライムストーリー (講談社ノベルス)価格: 840円 レビュー評価:3.0 レビュー数:2 2004-06年に『メフィスト』に掲載された6本の短篇をつなぎ合わせ、ひとつの物語として構成したもの。基本的には犯罪小説である。
樫村ダニエル小助が登場する。
連作短篇としてまとめた手腕には感心させられる。一編ずつの面白さもなかなか。ディテールが凝っていて、思わずニヤリとさせられる。
しかし、全体としては肩透かし。無理に連作形式にしなくても良かったのでは? |
|
|
日本浪漫紀行 風景、歴史、人情に魅せられて (PHP新書)価格: 777円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 韓国人の視点で日本各地を旅行した際の紀行文。
日本人が普通だと思っていた事も、外から見ると面白いらしいと
わかり興味深い。また、恐山や村上水軍など知らなかった歴史を
知る事が出来、面白かった |
|
私をクレーマーと呼ばないで (アスキー新書 80)価格: 780円 レビュー評価:2.5 レビュー数:3 結局この著者はクレーマーです。
こういった方が自分本位の正義感をかざして、結局は世の中をダメにしていく・・・
現社会の歪みを見た気がします。
他の方も書いていますが、読んで後味の良い作品ではありませんし、こういった
クレームをつけることで企業は余計なコスト(=クレーム対策)をかけざるを得ず
それが一般の市民への負担となってしまっていることが残念でなりません。
厳しいことを敢えて言えば、この著作は著者の非常に狭い見識をベースにして書か
れた偏った意見と感じました。
社会的 |
ファイアスターター―暮寧島の火事 (トクマ・ノベルズEdge)価格: 860円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 炎を出す超能力を持つ少年たちの物語。
新人にしては筆力があって、ぐいぐいと読まされました。
男性主人公に対する後輩の恋愛感情とか、女性主人公のそれとか、恋愛感情が不自然ですが、さほど気にせずに読みました。
ただ、終盤になって、えらく薄っぺらになってしまうのは、ちょっといただけませんでした。思うに、仕掛けを作りすぎたのではないでしょうか。その仕掛けの謎解きに終盤のほとんどが費やされ、単なる説明文に終わってしまっているようです。最後のハッピーエンドも、人それぞれ好みはあるでしょうが、私個人としては、おもしろくありませんでした。
|
|
朱鳥の皇子価格: 1,050円 レビュー評価: レビュー数: |
|
|